【実体験】チェコ長期ビザが間に合わず渡航…!そこから学んだ“最良方法”とは?

ビザ

こんにちは!
チェコ・プラハのカレル大学に2025年9月から留学中のKaiです。

チェコに来る前、ネットで情報を探しても日本語で分かりやすくまとめられた記事がほとんどなく、ビザ申請にはかなり苦労しました。

だからこそ、この記事では「ビザが間に合わなかった私の体験談」と「そこから学んだ対処法」を、包み隠さずお話しします。
今まさに申請中の方や、これから留学準備を始める方の助けになればうれしいです。

また、ビザ申請の概要についての記事も書いたのでこちらもご覧ください。

①私の実際の体験談

私のチェコ留学が正式に決まったのは、2024年12月
でも、そこから特に何も準備せずに気づけば2025年5月になっていました。

5月初旬、カレル大学から「入学許可証」と「寮確保の証明書」が届き、同時に「ビザを取得するように」という案内メールも。

この時点ですぐ動くべきだったのですが、私は「申請から2か月くらいで発行される」と調べて安心し、7月初旬に申請すれば間に合うだろう…と軽く考えていました。


予約制を知らなかった!

6月に入って、留学仲間の先輩から「ビザの予約もう取った?」と聞かれて初めて、
“申請予約”が必要なことを知りました。

慌てて大使館にメールを送りましたが、最短の予約日は7月16日
出発のちょうど2か月前でした。
「ギリギリだけど間に合うはず」と信じて、急いで書類を集め始めました。


書類準備は順調…しかし

無犯罪証明書の申請からアポスティーユ認証が終わるまで約2週間。
その後、東京のチェコ大使館で申請を完了。
手続き自体は30分もかからずスムーズでした。

あとは待つだけ。
友人が私の1週間前(7月9日)に申請して9月7日に許可が下りたと聞き、「自分もすぐだろう」と安心していたのですが…


許可が下りないまま渡航へ

出発の三日前になってもメールが届かず、大使館に問い合わせたところ、
「審査はチェコ内務省で行うので、こちらでは分かりません」との回答。

選択肢は二つ:

  1. 渡航前日に許可が下りたら大使館に直接取りに行く
  2. 渡航後に許可が下りたら、日本に一度帰国してビザを受け取る

結果、出発前日まで許可が下りず、ビザなしで渡航することになりました。


そしてチェコ到着後…

到着して2日後、ようやく「ビザが発行された」とのメールが届きました。
つまり、ほんの2日差

そのため、私は一度日本に帰国してビザを受け取り、再びチェコへ。
フライト17時間×2回…本当に地獄でした。
航空券代も余計にかかり、心身ともにヘトヘトです

②そこから学んだこと

この経験を通して、私が強く伝えたいのは3つです。


1. 入学許可証が届いたら、すぐにビザ申請予約を!

とにかく予約がすべてのスタートライン
特に夏~秋出発の留学シーズンは混み合うので、
出発の2か月半前には申請できるように動きましょう。


2. 「長期滞在許可証」を保険として検討する!

もし「もう2か月切ってる…!」という方は、
“長期滞在許可証(Residence Permit)”の申請に切り替えることをおすすめします。

項目長期ビザ長期滞在許可証
期間最長1年最大2年(延長可)
申請場所大使館大使館+チェコ内務省
証明書パスポート貼付シールIC付きカード

🔗 詳細はこちら → チェコ内務省公式サイト(ipc.gov.cz)

最大のメリットは、現地到着後に手続きが完結できること
私のようにビザ待ちで一度帰国する必要がありません。

デメリットは申請費用が少し高いことですが、
往復の飛行機代や時間のロスを考えればむしろ安いです。


③ まとめ

  • 予約は“最初のメールが届いたら即行動”!
  • 2か月半を切っているなら長期滞在許可証を検討
  • 「現地で完結できる方法」を知っておくと安心

私の失敗が、これから留学する皆さんの参考になれば本当にうれしいです。
みなさんのチェコ留学がスムーズで実りあるものになりますように!


📚 他の記事では、
「チェコ長期ビザの基礎知識」や「プラハでの学生生活」についても詳しく紹介しています。
よかったらそちらもチェックしてみてくださいね。

では、また! 🇨🇿✨


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